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仏ミューボテ日本センター 主要メンバーとご挨拶


ミューボテロゴ

仏ミューボテ日本センターJapan Center of Mieux Voter, France

センター長 東京大学公共政策大学院 特任教授
 宮木 幸一

学術顧問 仏エコール・ポリテクニーク 教授
 郡山 幸雄

広報部長 大阪大学法学部 学生
 平山 皓貴

特別顧問 立命館大学 稲盛経営哲学研究センター 副研究センター長
 倉石 寛


<ご挨拶>

フランスのクロエ女史が代表を務める市民団体ミューボテ(Mieux Voter「より良い投票」)は、フランスで選挙や投票の在り方について真摯に取り組んでいる団体です。
 最新の投票理論マジョリティジャッジメントMajority Judgment(以下MJ)を社会実装すべくパリ市に働きかけ、2021年よりパリの市民参加型予算で実装されていて、その実施や調査でパリ市に協力して理想的な官民協力関係を構築しています。
 このたび宮木教授の日仏共同研究(郡山・宮木らの近刊「多数派の専横を防ぐ 意思決定理論とEBPM」 ご参照ください)のご縁で、ミューボテの姉妹団体としての活動が快諾され、仏ミューボテ日本センターJapan Center of Mieux Voter, Franceとして日本にも役立つと思われる情報提供や活動を実践していくこととなりました。活動が定常化してくれば、独立したNPOとして登記する予定ですが、立ち上げは非営利団体RIOMHの一センターとして活動して参ります。

仏エコール・ポリテクニークのララキ教授がミューボテの学術的な顧問をされていますが、ララキ教授の同僚でMJの標準テキスト「Majority Judgment Measuring, Ranking, and Electing」(MIT出版) を日本語監訳することが決まっている郡山教授が、学術顧問を務めます。
 学生でありながらEUの取り組みでFuture leaderの一人として国際会議にも参加している平山さんが広報部長を担当し、日本での中心的な役割を担ってもらう予定です。

最新の理論や海外の良い事例を日本に紹介し、市民参加型予算のような直接民主主義の取り組みを促進し、日本で「投票」について考える一助となればと考えていますので、至らぬ点も多々あると存じますが、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


令和6年1月吉日
仏ミューボテ日本センター長 宮木幸一