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ゲーム障害Gaming Disorderの診断基準例

2018年6月にWHOがGaming Disorderをメンタルヘルス障害の一つとして公式に位置付ける方針(ICD-11)を打ち出しました。

Internet Gaming Disorder は米国精神医学会の最新の診断基準DSM-5では “Condition for Further Study”とされていて、現時点でDSMの公式な障害とはなっていません。将来のDSM改定時に更なる知見をもとに公式な障害として含めるかどうかを検討していこうという段階ですが、今後の診断基準改定に影響を与えるものと思われます。

ここでは代表の宮木医師が診断時に使っているDSM-5に準拠した診断基準「9項目」を寄稿いただいたのでその日本語訳をご紹介いたします。

米国DSM-5に準拠した宮木医師の診断基準例

注:DSM-5は米国精神医学会の診断基準で世界的に活用されているものですが、我が国での診断はこれに準拠しなくてはならないわけではなく各医師の経験と裁量に任されています。最終的に医師が診断しますので、あくまで相談・受診時の参考にしてください。